表妙義縦走
妙義山
上信越道を走っていると、横川の手前で見える非常にゴツゴツとした岩山。
ココの縦走は北アルプスの岩場を凌駕する難易度があります。
注意
※妙義山の稜線は簡単にアクセスできますが、いたるところに立ててある警告看板の通り、
上級者でもヤバいような場所です。
単純に岩場だけの難易度で考えるなら、大キレットよりも上だと感じました。
他の山で十分な経験を積んだ上でチャレンジしてください。
5:20 : 道の駅みょうぎを出発
6:00 : 大の字
↑何故「大」の看板なのかは謎…。
ちなみにこのすぐ右側は断崖です。
6:20 : 奥の院の鎖場
↑杉の大木に沿って崖…。
これって垂直ではないのか??
6:40 : 妙義山の主稜線へ
↑裏妙義と浅間山
↑T字岩。
登って降りて細い尾根を進むを繰り返し…。
8:20 : 相馬岳
↑浅間山をバックに記念撮影。
落石対策としてヘルメット装備してます。
↑これから向かう鷹戻し方面
9:40 : 堀切峠
上級者でも危険との看板。コレがいたるところに立ててある…。
10:00 : 鷹戻し
登っている途中の写真が無いのは残念なのですが…。
写真撮影する余裕などなかったもので…。
↑この看板の場所までほぼ垂直な崖を登りきって、写真撮影している場所までトラバース。
11:00 : 東岳
↑山頂
↑山頂からは360度の大パノラマ
まるで槍ヶ岳山頂に立ってるかのようだ
↑ちなみに足もとはこういう感じ。
遥か下界の駐車場の人々がこっちを見てる感じが…(笑)
(下の人からしてみれば、岩のてっぺんに人が立ってるワケだしねぇ)
金洞山まで行っても良かったけど、表妙義で一番ヤバい鷹返しを通過したので満足してここで下山へ
中道へのエスケープルートを通って、
13:20 : 道の駅みょうぎへ下山
GPSログを見ると、駐車場と最高地点の標高差+700mしかないのに、累積標高+1624mってねぇ…。
しかも主稜線では、わずか4kmの直線距離を進むのに4時間以上費やしてるし…。
どんだけ登って下って繰り返したのかと…。
私も、北アルプスの剱岳、大キレットや奥穂〜西穂等の数多くの難所を通過してきましたが…。
結論から言うと、個人的に感じた表妙義縦走は、単純に岩場の難易度だけで判断するなら、大キレットよりは上です。
なにせ、奥穂〜西穂を除く北アルプス縦走コースの場合、基本的にヤバい場所には鎖&足場の補助ステップもあるけど、
妙義山は鎖だけでステップがない…。
鎖にまかせて無理矢理登り降りするしかないから、久々に「鎖から手を離したら死ぬな…。」って感じました。